昨年7月に公布された地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律による
地方自治法の改正に伴い、条例違反に伴う罰則を整備するものであります。これは、保険料、使用料、手数料、また町営住宅、上水事業等々、不正行為による徴収等をした場合の罰則規定ということになろうかと思います。
全員賛成で原案どおり可決すべきと決しました。
次に、議案第11
号機構改革に伴う関係条例の整理に関する条例。小郡町
事務分掌条例の改正に伴い関係条例を整備するもので、小郡町
青少年問題協議会と小郡町
人権対策審議会の庶務が「福祉課」から「
健康福祉課」へ、小郡町
女性問題対策審議会の庶務が「企画課」から「
企画財政課」へ、小郡町
都市計画審議会の庶務が「
都市開発課」から「建設課」へ。そして、小郡町
浄化センターの現行「場長」の名称を「所長」にそれぞれ変更改正するものであります。
全員賛成で原案のとおり可決すべきと決しました。
次に、議案第12号小郡町印鑑条例の一部を改正する条例であります。民法の一部が改正されたことにより、禁治産の制度が後見の制度に改正されることになったため、現条例の条文中「禁治産者」を「成年被後見人」に改めるものであります。
全員賛成で原案どおり可決すべきと決しました。
次に、議案第13号小郡町職員の懲戒の手続き及び効果に関する条例の一部を改正する条例であります。
地方公務員法の改正により、退職した職員が再び職員として採用された場合において、退職前の在職期間中の懲戒事由に対して処分を行うことができるとされたため条例改正するもので、
地方公共団体の事務等と密接な関連を有する業務を行う法人として小郡町
土地開発公社を定めるものであります。
全員賛成で原案のとおり可決すべきと決しました。
次に、議案第14号小郡町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例であります。
介護保険法施行法及び
介護保険法並びに
介護保険法施行法の施行に伴う関係政令の整備に関する政令が公布されたことにより、現条例に
介護納付金課税額などの規定及び条文整備をするものであります。これは、御案内のように、介護保険の2号保険者、国保に加入してる方が対象となる条例となるわけであります。これにつきましても、
全員賛成で原案どおり可決すべきと決しました。
議案第16号小郡町
人材育成基金条例を廃止する条例。
まちづくりのための幅広い人材を育成することを目的に設置された本条例は、その目的を達したことにより条例を廃止するものであります。質疑に対する答弁では、会計監査からの指摘もあり、今後、
公民館活動の中でいろいろな方策を研究しながら、人材育成を図っていきたいとの考えが示されました。
全員賛成で原案どおり可決すべきと決しました。
最後に、議案第17号平成11年度小郡町
一般会計補正予算(第4号)であります。支出の主なものとして、
総務管理費2億3,593万3,000円の追加は、旧
食糧事務所跡地購入費等や新
世代地域ケーブルテレビ施設整備事業補助金等の差額と、
財政調整基金積立金などを、民生費9,583万5,000円の追加は、
高齢者生きがいセンター新築及び
介護保険円滑導入基金積立金などを、また
社会教育費の
図書館建設基金4,020万円などを補正するものであります。
これに対する歳入の主なものとして、
税収見込みによる
法人町民税6,000万円を、
民生費国庫補助金として
介護保険円滑導入臨時特例交付金及び
介護予防拠点整備事業補助金などを補正するものであります。
以上、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ2億9,259万1,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ71億3,729万9,000円とするものであります。
質疑では、町有地売り払い収入の内容は、
地方バス路線維持費補助金の積算根拠は、山口県
ヘリコプター運航協議会負担金の投資効果は、小中学生の
就学援助金の対象者数は、などの質問がありました。
以上でございますが、慎重に審議の上、ぜひ全員をもって御賛同いただくようお願いを申し上げます。平成12年3月22日、
総務委員会委員長菊地隆次。
以上でございます。
大変失礼いたしました。議案第17号平成11年度小郡町
一般会計補正予算(第4号)の審議結果の報告が抜けておりました。これにつきましても、
全員賛成で原案どおり可決すべきと決しております。失礼しました。
〔総務常任委員長降壇〕
◯議長(織田村貢) 以上で
総務委員長の報告を終わります。
次に、
教育民生委員長江原貢慈議員。
〔
教育民生常任委員長登壇〕
◯教育民生常任委員長(江原貢慈)
教育民生委員会の報告を行います。
本議会において、当委員会に付託されました議案7件について、去る3月17日、助役及び関係課長、職員の出席を求め、慎重に審議しました。以下、その審議の経過・内容及び結果について報告いたします。
議案第5号小郡町
高齢者生きがいセンター条例であります。山手一番館に隣接する
機能回復広場に、介護予防の拠点として整備した
高齢者生きがいセンター「さるびあ館」の条例整備をするものです。主には、介護が必要にならないように、
生きがい対策を社協と山手一番館に委託して行うものです。また、ことし7月には、この施設の横に研修棟も併設される予定です。
質疑に対する答弁では、「第3条の町長が特に必要と認めたものとは、60歳以下でも
ボランティア活動やその他の利用を考えている。」「管理は当面は、町で行う。」「今後建設される研修棟は、さるびあ館の一部として管理する。」などとありました。
意見要望では、広大な用地が残っており、有効な活用をとありました。採決の結果、
全員賛成で可決すべきと決しました。
議案第6号小郡町
介護保険円滑導入基金条例であります。補正予算に、
介護保険円滑導入基金積立金が1億2,166万5,000円計上されていますが、この内訳は、第1号被保険者の
保険料軽減対策に係る1年半分1億1,716万5,000円と、
電算システム経費300万円、広報等の経費150万円です。よって、政府の特別対策の終了する年度末である平成14年3月31日をもってこの基金も廃止されるものです。
質疑に対する答弁では、「第1号被保険者への
保険料軽減措置は、半年間は無料、その後1年間は半額というもので、それに係る保険料が政府から
特例交付金として全額補助されるもの。」とありました。採決の結果、
全員賛成で可決すべきと決しました。
議案第7号小郡町
介護給付費準備基金条例であります。
介護給付費の支給に備えるため設置するもので、平成12年度に1,032万6,000円の積み立てを予定しています。質疑に対する答弁では、「
介護保険料は3年間を通じての平均で見ている。しかし、高齢者は毎年ふえると考えられるし、平成12年度は国から
特例交付金が出る。こういうことから、余剰金については、基金に積み立てて将来の支払いに備えようというもの。」とありました。採決の結果、
全員賛成で可決すべきと決しました。
議案第8号小郡町
介護保険条例でございます。
介護保険実施に係る条例で、第1号被保険者の保険料や保険料の減免、政府の特別措置にかかわる保険料の特例などを定めるものです。当日は要介護認定の状況、
介護認定漏れ者へのサービスの内容と費用、
サービス事業者一覧、利用料のモデルなどの詳しい説明書も配布され説明していただきました。
質疑では、「条例の目的や理念・
サービス事業者の責務・サービスを受ける人の権利などの規定がないのか。」に対し、「それは
介護保険法や施行法に定めがあるので設置しなかったもの。今後、改正の議論もしていきたい。」と答弁がありました。
また、「第11条の
保険料減免の詳しい内容は」に対し、「3月末までに保険料と利用料の減免規定を別につくる。」と答弁があります。また、「保険料の100円
未満切り捨ては、小郡町独自の施策だ。」と答弁がありました。採決の結果、
全員賛成で可決すべきと決しました。
議案第15号小郡町
国民健康保険条例の一部を改正する条例。国の法律や政令の公布に基づく改正で、必要な届け出をしなかったりした者に対する罰金を「2万円」から「10万円」に改正するものです。採決の結果、
全員賛成で可決すべきと決しました。
議案第18号平成11年度小郡町
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)でございます。歳出では、
納税奨励費や一般被
保険者療養給付費を減額し、退職被
保険者等療養給付費を2,282万円増額するものなどで、歳入では、前年度その他繰越金を1,277万7,000円増額するなど、
歳入歳出予算をそれぞれ763万8,000円追加し、予算の総額をそれぞれ13億5,291万9,000円とするものです。採決の結果、
全員賛成で可決すべきと決しました。
議案第21号平成11年度小郡町
老人保健医療特別会計補正予算(第2号)でございます。歳出は、
医療給付費1億1,300万円の減額などで、歳入では、
医療費交付金3,835万7,000円の減額、
医療費負担金7,105万1,000円の減額などで、
歳入歳出予算にそれぞれ1億1,966万8,000円を減額し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ21億5,065万9,000円とするものです。採決の結果、
全員賛成で可決すべきと決しました。
本委員会に付託されました議案についての審議の経過、内容及び結果は、以上のとおりです。十分な審議をいただきますようお願い申し上げて報告といたします。平成12年3月22日、
教育民生委員会委員長江原貢慈。
以上であります。
〔教育民生常任委員長降壇〕
◯議長(織田村貢) 以上で
教育民生委員長の報告を終わります。
次に、
建設委員長右田芳雄議員。
〔
建設常任委員長登壇〕
◯建設常任委員長(右田芳雄) おはようございます。それでは、
建設委員会の報告をいたします。
ちょっとその前に1ページの下から2行目なんですが、訂正をお願いいたします。「1億980万8,000円を」と書いてありますが、あれを「と」に直していただきたいと思います。
それでは、報告いたします。本会議において付託されました議案3件について、3月17日、助役、
関係課長等の出席を求め慎重に審査いたしました結果について報告いたします。
議案第19号平成11年度小郡町
下水道特別会計補正予算(第4号)について。
歳出では、
浄化センター維持費175万円の減額は、節約による光熱水費及び
脱水ケーキ並びに
下水道汚泥最終処分委託料を、
下水道建設費290万円の追加は、国の景気対策に伴い年度末に工事が集中するため、
事務手続等の時間
外勤務手当を追加したものです。なお、工事内容としては、
仁保津三条ケ岡周辺下水道工事及び
町内マンホールぶたの浮上防止であります。利子120万円の減額は、利率の低下に伴う
長期償還利子を補正したものです。
歳入では
一般会計繰入金5万円を減額し補正するもので、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ16億7,397万7,000円とするものです。採決の結果、
全員賛成で可決することに決しました。
議案第20号平成11年度小郡町小郡駅前第3
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について。
歳出では、小郡駅前第3
土地区画整理事業費19万2,000円の減額は、委託料の入札差金及び
土地区画整理審議会委員の報酬の増額、
土地区画整理事業評価委員会が開催されなかった報酬の減額等を補正したものです。
歳入では、
一般会計繰入金8,000円を追加し、
土地区画整理事業債20万円を減額補正計上し、
歳入歳出総額をそれぞれ1億980万8,000円とするものです。採決の結果、
全員賛成で可決することに決しました。
議案第22号平成11年度小郡町
水道事業会計補正予算(第3号)について。
収益的支出としては、
水道事業費用の営業費用で、
水質検査委託料120万円、修繕費1,100万円、
路面復旧費700万円、
改造メーター材料費123万6,000円等が主な減額で、
固定資産除去費396万2,000円、
営業外費用の
消費税納付税額150万円、特別損失132万4,000円等が追加補正されたもので、補正後の予算額を5億3,038万4,000円とするものです。
収益的収入としては、
水道事業収益として、営業収益では
水道料金収入1,898万1,000円の減額が主なものであります。
給水収益減収の原因としては、
節水器具普及によるものと考えられると説明がありました。その他、
消火栓維持管理負担金30万円の減額、
営業外収益として受取利息12万7,000円の減額等を補正し、補正後の予算額を5億2,628万3,000円とするものです。
資本的支出としては、
建設改良費727万4,000円の減額は、配水流量計取替工事、長谷ポンプ場テレメーター取替工事、
広域水道受水実施計画委託料の入札差金が減額となった主なもので、補正後の予算額を1億571万1,000円とするものです。
資本的収入としては616万4,000円の追加は、他
会計工事負担金20万円の減額は、
消火栓設置工事負担金を、
水道施設利用加入金183万8,000円の追加は、
給水装置加入金を、
工事負担金452万6,000円の追加は、県道山口阿知須宇部線配水管布設替
工事負担金を補正したもので、補正後の予定額(訂正あり)を3,105万7,000円とするものです。採決の結果、
全員賛成で可決することに決しました。
本委員会に付託されました議案についての審議の経過及び結果は以上のとおりです。十分御審議いただきますようお願いし、報告といたします。平成12年3月22日、
建設委員会委員長右田芳雄。
以上です。
済みません。ちょっと訂正をお願いいたします。2枚目の中ほどなんですが、補正後の「予算額」と言ったそうですが、「予定額」と訂正をお願いいたします。
以上です。
〔建設常任委員長降壇〕
◯議長(織田村貢) 以上で
建設委員長の報告を終わります。
次に、
予算特別委員長山本俊昭議員。
〔
予算特別委員長登壇〕
◯予算特別委員長(山本俊昭) 平成12年度
予算特別委員会の報告をいたします。
平成12年度
予算特別委員会は、去る3月6日開催されました平成12年度第1回
小郡町議会定例会において設置され、付託されました議案第23号から第33号までの平成12年度小郡町
一般会計予算ほか9
特別会計予算並びに小郡町
水道事業会計予算の11議案について、去る3月8日、9日、10日、13日の4日間にわたり慎重審議いたしましたので、その経過並びに結果について報告いたします。
審議に際しましたは、町長、助役、収入役、総務課長、関係課長及び係長等の出席を求め、詳細に説明を受けるとともに、活発な質疑をいただきました。
予算特別委員会に付託された平成12年度予算は、一般会計69億938万4,000円、対前年当初比5.2%増、(2)特別会計68億8,823万4,000円、26.6%増、計137億9,761万8,000円、14.9%増、
公営企業会計、水道会計10億5,878万3,000円、61.4%増、総計では148億5,640万1,000円、17.3%増であります。
まず、議案第23号平成12年度小郡町
一般会計予算についてであります。本予算の総額は、
歳入歳出それぞれ69億938万4,000円と定め、対前年度当初予算比5.2%の伸び率であります。歳入については、町税が3.1%の減を見込んでおります。これは、長期不況の影響によるものと見られています。町債を3億8,350万円を起こし、一般財源で2.7%増を見込み、特定財源は18.7%の伸びとなっているものです。
これに対し歳出では、
義務的経費28億3,163万円で、そのうち──この千円が抜けておるかと思いますが、訂正をお願いします。そのうち人件費は、17億8,123万1,000円で、予算総額の25.8%を占めております。
投資的経費は6億7,434万3,000円で、その他経費として34億311万1,000円(訂正あり)の計上をしているものです。公債費は7億4,239万7,000円を計上し、長期債の償還に充てるものです。
意見要望として主なものは、(1)駅北開発がイメージダウンにならないよう、県に相談され、よい
雰囲気づくりに前向きの努力をされたい。(1)税の滞納整理については、執行部、全職員が一丸になって取り組むなど、滞納解消に鋭意努力されたい。また、
悪質滞納者については、法の定めるところにより、強力に徴収をし、不納欠損の多発多額にならないよう万全の方策で対処されたい。(1)
中部環境施設組合など、一部事務組合には、参加団体から職員の
派遣制度導入をするなども検討実現に努力されたい。(1)
スクールカウンセラーは近隣から配属が望ましいと考えられる。鋭意検討されたい。(1)図書館の蔵書については、もっと多く予算化されたい。
蔵書スペースについても対策を講じられたい。(1)
町営墓地永代使用の希望者が多い。根本的に対策を検討するとともに、
永代使用料の返還料についても見直し、当面の対応にも配意されたい。(1)
予算書記載については、費目がえや金額明示など、支障のない範囲で審議しやすいよう配慮されたい。採決の結果、賛成多数で可決いたしました。
次に、議案第24号平成12年度小郡町
国民健康保険特別会計予算であります。本予算の総額は、
歳入歳出それぞれ13億1,324万6,000円と定め、対前年度当初予算比0.9%の減額予算であります。歳入は、
介護保険制度の実施に伴う条例の一部改正によるもので、
介護納付金現年課税分の計上により保険税で6.6%の伸びとなるもので、
一般会計繰入金は1億3,879万1,000円となっております。
歳出では、
保険給付費8億1,935万1,000円、
老人保健拠出金は3億7,798万1,000円を、新たに
介護納付金として4,013万5,000円などの支出が主なもので、
共同事業拠出金、
保険事業費、
人間ドック施設利用委託料等の計上と予備費に2,500万円が計上されているものです。
意見、要望として、一般会計からの繰り入れを見直し、
基盤安定化に努力されたい。収納の確立になお一層の努力をして、収納率の向上に実績を上げられたい。採決の結果、賛成多数で可決いたしました。
次に、議案第25号平成12年度小郡町
下水道特別会計予算について申し上げます。本予算の総額は、
歳入歳出それぞれ20億3,884万6,000円で、対前年度当初予算比は23.1%の伸びとなっております。
歳入では、
使用料手数料2億8,800万円、
国庫支出金4億2,000万円、
一般会計繰入金7億1,737万8,000円、町債を6億1,300万円(訂正あり)等を見込むものであります。
歳出については、
下水道管理費の
管渠維持費は4,860万8,000円、
浄化センター維持費は2億2,915万2,000円、
下水道整備費として11億8,181万3,000円が計上され、このうち
国庫補助金は10億円、
起債単独事業費9,832万円を計上しているものです。また、公債費に5億6,901万7,000円を支出するものであります。
債務負担行為は、
下郷雨水ポンプ場建設工事に40億1,000万円を計上するものです。地方債の利率は年6%以内とするものであります。採決の結果、
全員賛成で可決いたしました。
次に、議案第26号平成12年度小郡町
交通災害共済事業特別会計予算について申し上げます。本予算の総額は、
歳入歳出それぞれ977万4,000円で、対前年度当初予算比では1.4%の減額予算となっておりまして、再共済により、万一の災害の救済の一助に町民がともに助け合う制度であります。依然として加入率が伸びず、加入率の向上が期待されるところであります。加入促進のために、区長を通じて個別通知が行われおりますが、さらに普及にケーブルテレビジョンによる放映等で加入促進の努力をするなどが盛り込まれた予算となっております。採決の結果、
全員賛成で可決いたしました。
次に、議案第27号平成12年度小郡町公共用地先行取得
特別会計予算について申し上げます。本予算の総額は、
歳入歳出でそれぞれ2,006万1,000円で、対前年度当初予算比では3.5%の減額予算となっております。歳入については、繰入金として2,006万1,000円を一般会計から繰り入れて、公営住宅用地に係る長期債の償還元利に充てるものです。採決の結果、
全員賛成で可決いたしました。
次に、議案第28号平成12年度小郡町小郡駅前第3土地区画整理事業特別会計について申し上げます。本予算の総額は、
歳入歳出それぞれ9億4,740万8,000円で、対前年度当初予算比では952.7%の大幅な伸びとなっておるものです。歳入では、
国庫支出金1億9,525万円、
一般会計繰入金1,035万7,000円(訂正あり)、町債の発行で6億5,180万円を見込むもので、これによる事業は、国庫補助事業、保留地事業で、測量等の委託、盛り土及び水路、道路築造工事、農業補償費等であります。採決の結果、
全員賛成で可決いたしました。
次に、議案第29号平成12年度小郡町同和地区住宅資金貸付事業
特別会計予算について申し上げます。本予算の総額は、
歳入歳出それぞれ291万2,000円で、対前年度当初予算比では40.7%の減で、宅地取得資金と住宅新築資金の償還に係る経費等であります。歳入では、繰越金、貸付金元利収入を、歳出では、一般管理費191万2,000円を、予備費として100万円を計上したのものであります。採決の結果、
全員賛成で可決いたしました。
次に、議案第30号平成12年度小郡町同和福祉援護資金貸付事業
特別会計予算についてでありますが、本予算の総額は、
歳入歳出それぞれ7,663万円で、対前年度当初予算比では11.8%の減額予算となっております。歳入にあっては、繰越金で7,400万円、諸収入として資金貸付元利収入263万円を計上し、歳出では一般管理費506万4,000円で、主なものは一般会計繰出金500万円であります。事業費としては貸付金400万円、予備費6,756万6,000円であります。採決の結果、
全員賛成で可決いたしました。
次に、議案第31号平成12年度小郡町老人保健医療
特別会計予算について申し上げます。本予算の総額は、
歳入歳出それぞれ18億6,505万7,000円で、前年度当初予算比では16.9%の減額予算となっております。
歳入にあっては、
医療費交付金12億7,161万1,000円を主として、国庫負担金、
国庫補助金、県負担金等に加えて、
一般会計繰入金1億2,209万4,000円を計上するものです。
歳出では、医療費給付金に18億1,651万9,000円を計上、医療費支給費には1,080万円、審査支払手数料776万2,000円等歳出計上されておるものです。不確定要素の大きい医療費給付金が前年度当初予算に比べ3億7,058万1,000円の大幅の減額予算が特徴であります。採決の結果、
全員賛成で可決いたしました。
次に、議案第32号平成12年度小郡町介護保険
特別会計予算について申し上げます。本予算の総額は、
歳入歳出それぞれ6億1,430万円で、今年4月施行実施される介護保険に対する新しい
特別会計予算で、歳入では、
介護保険料2,949万5,000円、
介護給付費負担金1億1,430万9,000円、
介護給付費交付金1億8,861万円、県負担金7,144万3,000円、一般会計から県負担金同額の7,144万3,000円を繰り入れし、その他
一般会計繰入金として2,329万7,000円、介護保険円滑導入基金繰入金8,877万7,000円等を計上するもので、歳出では、一般管理費を初め、介護サービス等諸費で5億5,404万8,000円、支援サービス等諸費に1,328万3,000円を、基金拠出金322万2,000円、予備費には1,032万6,000円を計上するものです。また、
地方自治法の定めによる一時借入金の借り入れの最高額は5,000万円と定めるものであります。採決の結果、
全員賛成で可決いたしました。
次に、議案第33号平成12年度小郡町
水道事業会計予算について申し上げます。本予算の総額は、
収益的収入及び支出の予定額を
水道事業収益で5億6,256万6,000円、
水道事業費用を5億5,497万2,000円と定めるものであります。また、
資本的収入及び支出の予定額は、
資本的収入で4億1,549万4,000円、
資本的支出を5億381万1,000円と定めるものであります。給水収益の減は、一般用、公衆浴場用、分水用、臨時用ともに減収で、
営業外収益の他会計補助金(一般会計補助金)を1億3,266万2,000円、前年度比2,891万1,000円を見込むものであります。
収益的支出では、広域水道の料金改定や受水費(山口・小郡広域水道企業団に対する給水料金)1億5,463万6,000円、漏水調査業務委託(3年ぶり)の実施、検針用バイクを新たに購入するなどであります。
資本的収入では、受水開始に備えた第4配水池築造工事等に充てるための企業債3億9,000万円でございます。固定資産売払代金、企業債残債補償金等を計上し、
資本的支出では、配水設備拡張費として広域水道関連の業務委託、第4配水池造成築造に3億7,410万円の支出、配水設備改良費7,922万5,000円、企業債償還金に4,450万5,000円の支出が主なもので、軽四貨物1台も購入がえするものであります。採決の結果、賛成多数で可決いたしました。
最後に、宮本研道町長から審議の中で出された意見、要望については、十分参考にしながら、執行に努めていきたいとの新年度予算執行に当たって決意の表明、あいさつがあり終了いたしました。
以上、平成12年度
予算特別委員会に付託されました11議案についての審議経過と結果の報告といたします。平成12年3月22日、平成12年度小郡町議会
予算特別委員会委員長山本俊昭。
以上であります。
大変失礼しました。数字をたくさん羅列をした関係で読み間違いがあったようでございます。訂正をいたします。まず1ページのその他会計、その他経費としてというところを300と読んだそうでありますが、34億341万1,000円ということでございます。訂正をさせていただきます。
それから、2ページのところですが、中ほどのところですが、町債を6億1,340万円というのが正確でございまして、そこの読み間違いがあったようであります。
それから、最後のところで、3ページの町債の発行でございますが、6億5,100(発言する者あり)そうですね。ゼロが多いかったもんで1,000と読んだようでありますが、
一般会計繰入金は1億35万7,000円が正確な記載数字でございます。訂正をしておわびをいたします。失礼しました。
〔予算特別委員長降壇〕
◯議長(織田村貢) 以上で予算特別委員長の報告を終わります。
これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。──質疑なしと認めます。これより討論に入ります。河村秀夫議員。
〔河村秀夫議員登壇〕
◯議員(河村秀夫) 新政会の河村秀夫でございます。私は、本議会に上程をされました平成12年度予算に対し、新政会を代表いたしまして議案第23号平成12年度小郡町
一般会計予算及び議案第24号小郡町
国民健康保険特別会計予算に反対をし、その他の議案には賛成の立場を明らかにしたいと思います。
その議案に対する理由の前に、特に小郡町の大きな問題でございます合併問題について一言議論をしたいと、そういうふうに思います。
この予算議会あるいは
予算特別委員会の中、一般質問の中でも再三私どもは主張してまいりましたこの件でございますが、特に、合併問題につきましては、いろいろ我々新政会としての御意見を町長に申し上げてきたわけでございます。しかしながら、その答弁の中で、今後いろいろ近隣市町村との意見討論、特に、今後始まります2市4町での中核都市に向けた討論会等について参加をされるというふうにお聞きをしておりますが、現在、町長さんが言っておられる、いわゆる合併問題の凍結問題、これについての問題に対して一向に改善の見通しがない。近隣市町村に対して凍結の看板を背負いながら、いろんな会議に出席をされるというのは、これは大変他市町村に対する不適切な対応ではなかろうかなと、そういうふうに考えるわけであります。私は、そういった中で、今後執行部が続けられていかれるということに対しては、大変危惧を持っているわけでございます。
また、もう一つ、一般質問の中でも再三町長さんにお願いをしてまいりました。どうか、正常な議会運営を維持していただきたい。この凍結された合併問題に対して、正常な中で議会運営をしていただきたいと、そういうふうにお願いをしてまいりました。
議会は、あるいは執行部は、この町政を運営する中で両輪であろうと、そういうふうに思っておりますが、我々が感じている現在のこの議会運営につきましては、逆回転をしてるんじゃなかろうか、そういうふうな状況が続いておるわけでございます。町長さんは、答弁の中で、自分の任期1年半の中はあなたたちの言う意見については全く受け入れられない、こういう状況がこの1年半続いていくというのは、大変この議会にとってはマイナス要因であると、そういうふうに考えておるわけでございます。そういった中での今回のこの予算議会については、到底我々としては受け入れられることはできないと、そういうふうに表明をいたしたいと思っております。
当然のことながら、町民の重要な財源、予算執行するわけでございますから、反対をするというのは大変な問題であろうと、そういうふうに私は考えておりますけれども、しかし、ここはやはりこういう大事な局面の中で、町長さんにもある程度の態度表明をしていただきたい。正常な議会運営に展開していただきたいと、そういうことで申し上げてるところでございます。
まず、この二つの議案に反対する理由といたしまして、第1といたしましては、小郡駅北開発について何ら予算化されていない、こういうことでございます。
第2といたしまして、巨額にのぼる税金の滞納整理について、収納体制の強化が図られていないと、こういうことでございます。
第3として、交通渋滞の解消のための都市計画街路の着工についても、予算として形が見えないわけであります。
一つ目の駅北開発でございますけれども、小郡町の将来の活性化のために、政治生命をかけてなし遂げる、こういうふうに町長が公言をされました。平成元年度から繰り返し調査費を支出し、その額は何と1億5,000万円にのぼってまいりました。また、開発に欠かせないという思惑で、平成7年にJRの清算事業団から8億5,000万円で小郡駅前の用地を購入をいたしました。さらに、平成10年、長谷の旧ボーリング場の跡地を、これは約3億円近くで用地買収をいたしました。この借入金の利子として毎年約5,000万円の税金が支出をされており、これは平成17年度まで引きずっていくものでありますが、同年12億円の元金の償還も待っておりまして、将来に大きなツケを残すものであると、こういうふうに言わざるを得ません。
文字どおり、小郡町の将来を決定づけるもの、そういうことで、その進展を期待してまいりました私たちにとって、駅北開発の挫折は痛恨のきわみ、憤慨を抑え切れないものであります。当該地域の関係者はもとより、多くの町民から、その政治責任を指摘されて当然のものであります。しかるに今日に至っても町長を初めとして、みずからの責任について何ら言及をされない状況で終始をしているわけであります。
二つ目は、税金の滞納の整理についてでございますが、毎年の監査委員の厳しい指摘があるにもかかわらず、結果的に指摘は生かされず、あろうことに毎年滞納額がふえていき、とうとう4億円を超えてしまった状態でございます。税の公平はどこへ言ったのかと問わざるを得ないわけでございます。しかるに、この状況を何とか打開しようという姿は、この予算の中には一向に見えておりません。
三つ目は、交通渋滞の解消のための抜本的取り組みが求められておりますが、このことについても、具体的なものとして予算が計上されてない現実でございます。
今後、少子高齢化社会に対応し、あるいはまた介護保険スタートに向け、その受け皿として(仮称)健康福祉総合センターの建設に着手をする、こういうことは当然のことでございますが、述べてまいりました問題にどう真剣に取り組み解決していくのか。そのことを町民の皆さんに明らかにしていくことこそ、政治の信頼を取り戻すことだと確信をしております。
町民の皆様の身近な生活に直接影響するものとして、予算成立にはできるだけ努力を注いでおりますが、住民の代弁者としての重責にこたえるために、このことを厳しく指摘をさせていただき、反対の討論とさせていただきます。
以上であります。
〔河村秀夫議員降壇〕
◯議長(織田村貢) ほかに。江原貢慈議員。
〔江原貢慈議員登壇〕
◯議員(江原貢慈) ただいま反対討論がありましたが、賛成の立場から討論に参加したいと思います。江原貢慈でございます。共産党小郡町議員団を代表して討論に参加をいたします。
今議会には、小郡町
情報公開条例、そして、小郡町
介護保険条例、そして、平成11年度の補正予算及び平成12年度予算など、重要な議案33件が提出をされました。私ども日本共産党議員団は、議会初日に
全員賛成で可決をされました公共下水道工事の請負契約変更の3件を除いた、きょう審議されている議案30件のすべてについて賛成の立場から討論に参加するものであります。
一つでありますが、まず、議案第4号小郡町
情報公開条例についてであります。従来から、私どもも実施を求めてきたものでございます。小郡町の
情報公開条例においては、町民の知る権利の尊重を基本理念とし、公開対象に議会も入れている、なかなかすぐれた内容であります。公開する公文書についても、できるだけ古いものについても公開する、こういう方針が示されております。県内でもなかなか先進的な内容であり、高く評価できるものであります。
二つ目でありますが、介護保険が来月実施をされます。全国3,000を超える自治体でさまざまな対応がされている、矛盾も起きている、大変な事業でございます。小郡町の介護保険に対する対応につきましては、議案第8号の小郡町
介護保険条例あるいは議案第14号の
国民健康保険税条例の一部改正案、そして、平成12年度の
一般会計予算案などにその方針が盛り込まれております。その特徴は次の五つにあろうというふうに考えます。
第1点は、ホームヘルプサービスなど七つのサービスについて、利用料の本人負担が10%でございますが、所得にかかわりなく、また今サービスを受けているかどうかにかかわりなく、一律にその7%部分を福祉予算で償還払いする方法で負担する。さらに、生活保護法による被保護世帯と生活中心者が前年所得非課税世帯の方については、訪問入浴サービス、そして、訪問ヘルプサービスについては、利用料の全額を福祉予算で負担することで本人負担はゼロにする。
二つ目は、介護認定漏れの方に対する対策でございます。小郡町は、社会福祉協議会などに委託して、基本的に本人負担なしで
生きがい対策として基幹型在宅介護支援センター事業、生きがいデイサービス事業、会食サービス事業など八つの事業を実施いたします。
三つ目に、第1号被保険者の保険料の基準額は、月額2,611円でございます。県内56市町村ありますが、新聞報道のとおり低い方から2番目に抑えております。
四つ目として、国保加入者の第2号被保険者の上乗せ介護保険税についての対応でございますが、提案されているとおり、低所得者に配慮した内容になっております。
最後の5点目でありますが、小郡町の基盤整備でありますけれども、この間、努力をされまして、全県的にも、かなり高い基盤整備が実現されております。問題の介護認定につきましても、第二次判定をかなり実情も考慮して、しっかりやっていただいております。若干の今後に残される問題点として、町独自で低所得者が救済される減免規定の整備など、今後に残された問題はございます。しかし、この介護保険に対する対応は、福祉教育中心の町政を常々目指しておられます宮本町長の本領が発揮された、本当に高い評価ができる施策内容であるというふうに考えます。
3点目であります。平成12年度の一般会計を中心とした予算案について触れたいと思います。昨今厳しい地方財政危機が全国の都道府県市町村を襲っております。その中で、いかに福祉教育を重点にした住民の目線に立った、力の弱い者の立場に立った予算が組まれております。主な内容といたしましては、在宅介護支援センターを併設した(仮称)保健福祉総合センターの建設、次期小郡町総合計画の策定、小郡駅前第3土地区画整理事業の継続実施、行政診断の実施、福祉バスカード交付事業の本格実施に伴って、対象年齢を70歳までの引き下げを実施する。児童手当の未就学児までの拡大、介護保険サービス事業に対する町の補助事業、生きがいデイサービス事業、各小学校にコンピューターの設置、小中学校に外国語指導助手の設置など、本当に住んでいてよかったといえる小郡町にしていくための積極的な予算が各所に盛り込まれております。
四つ目として、問題の駅北開発について少し触れたいと思いますが、確かに駅北開発については、当初予算に計上はございませんが、一般会計でも町長は、年度途中であっても、この事業についての何らかの変化が出てくれば補正予算で対応する、こういう御答弁がありました。
御存じのように、全国のこういう開発事業、経済不況が長期化している中、大変困難性を持って対応されておるわけであります。引き続き執行部におかれましては、経済情勢あるいは地権者、町民の意向をしっかり見きわめられて、前向きな対応をしていただきたい、こういうふうに申し上げたいと思います。
5点目でありますが、税金滞納問題について一言述べたいと思います。
町民税、
法人町民税、固定資産税など、実は小郡町が特別に徴収率が悪い。言いかえますと、滞納が多いという状況は私の勉強では、調査ではございません。近隣市町村の決算カードというのを取り寄せてみました。各自治体の財政の状況、徴収率の状況が毎年毎年示されて公にされておるわけであります。本町は、国保税を除いて特別に低くはございません。よって、私は、小郡町が特別に税金徴収において怠慢だという議論には、こういう根拠がならない。そうではないというふうに基本的には考えてはおります。しかし、監査指摘にあるように、払う能力がありながら払わない。いわゆる悪質高額常習滞納者、こういうふうに監査が毎回のように指摘しておりますが、こういう方たちが、実は滞納額の大きな部分を占めているという状況に対して、給与あるいは債権などに対して差し押さえ予告、あるいはそれに従わない場合に差し押さえを実行するなど、強力な措置をとることは課税の平等原則からいって当然のことであります。
ただし、一言指摘しておきたいんですが、何らかの事情があって、払いたくても払えない善良な比較的少額な滞納者がいることも事実でございます。こういう方から、町営住宅の立ち退きやあるいは国保証の取り上げや少ない給与の差し押さえなどを行うことについては、その方の生活破壊につながることでもあり、こういうことはやらないでいただきたい。柔軟な住民の視線での滞納徴収対策をお願いするものであります。
以上、全議案に賛成する立場での討論を終わらせていただきます。
〔江原貢慈議員降壇〕
◯議長(織田村貢) ほかにありませんか。澤田正之議員。
〔澤田正之議員登壇〕
◯議員(澤田正之) 丁寧に賛成今討論をされたわけですが、私は、反対の立場から、この平成12年度予算案のうち一般会計及び水道会計、そして、国民健康保険特別会計、この3点について反対の立場から討論を行いたいと思います。
言いおくれましたが、民政クラブの澤田でございます。本年は2000年というまさに節目の年であり、我が国の経済社会も大きな構造改革の真っただ中にあるわけでございます。いよいよ来年から始まる21世紀は、我々にとって、また子供たちにとって夢と希望の持てる、そんな年にするのが21世紀。夢と希望に満ちたものとなるよう確固たる新年と明確なビジョンのもとに本町の町づくりや行財政改革を進めていかなければならないということは、町長も極めて、年頭にあいさつにもありましたが、認めておられることでございます。
こうした基本的な視点に立って平成12年度すなわち2000年の予算案を見ると、私は本当に涙が出てくるぐらい寂しく、そして、それはどういった理由からと言いますと、特に上げる点については、これまで幾度となく私が主張してきましたし、また毎年のごとく監査等で指摘されているにもかかわらず、積極的な対応や改善が見られず、町長は真に住民の声を尊重し、住民が主役だと。町政を進めていくという約束のもととは到底考えられない逆行したシフトがひかれているように思えてならないわけでございます。
まず、一般会計の予算についてでございますが、歳入面において、町民税や町営住宅使用料の滞納が増大しているにもかかわらず、抜本的な対策が講じられてない。税の徴収率及び滞納、繰越徴収額ともに例年どおりとなっておるわけでございます。これは、立場が変わって、見方変われば金額が変わるっていうもんじゃありません。例年どおりなってるのも事実でございます。そして、これが県下でワースト5に入っているのも事実でございます。
毎年のごとく監査あるいは決算特別委員会でこの点を厳しく指摘されながら、10年一日のごとく、この姿勢が変わらない。またその一方で、厳しい財政状況を言いながらも、せめて1ポイントでも徴収率を上げるように、あるいは累増する滞納分の徴収額を少しでもアップさせようとする考えが全く見当たらない。幾ら口先で、内部的にこんな努力をしてるんだと、そんなことを言っても予算書の中で、そんなことはどこにも出てきてない。
私は、少なくとも5回聞いてきたわけですが、1年に1回ずつこの予算委員会で、そしたらもう5年目に入ってきたということですが、その点、重田議員が言われるように、私の倍も3倍も議員生活をされてると、もう言う方も聞く方も疲れてるんじゃないかと。それぐらいこの点については流動してる、一つの変化も見当たらないということは、ここではっきり言わさせていただきます。
幾ら口先で公約されても、また努力をしてると言っても、予算書の中で徴収率等の具体的な数字でその姿勢が示されない限りは、町民に約束したことにはなりませんし、これまでの経緯からしても、私どもも信用するわけにはまいりません。もはやオオカミ少年改めオオカミじいさんでも許されない時期に来てるわけです。まさに、カエルの面に何とかで、幾ら我々が厳しく言っても、あとでぷるっとしてけろっとしてるような、そんなことが許されるはずがないわけでございます。
私は、今さら改めて申し上げることもないわけですが、この駅北開発、これは、本町の町づくり事業中核プロジェクトとして、山口市との合併問題とも関連しながら論議されて今日まで推移してきたわけでございます。しかしここに来て、12年度予算にも計上されず、また、先ほど賛成者の議員の方から言われてましたが、補正で組むと。根本的に不信任を私は、そういった感を持って予算に反対してる向きもありますが、信用できない。一言で言えば、その一言でございます。
宮本町政の重点課題として、大きな先行投資、先ほど河村議員の方からも、詳しく説明がありましたが、そういったプランづくりを進めてきたにもかかわらず、構想が空中分解し、大きなツケだけが町民にのしかかるような状況に至っているわけでございます。このような状況を招いた大きな要因は、町長、あなたの政治責任にあるといわねばなりません。
今後の見通しや展開も示さないまま、この問題をやり過ごすというのは到底許されませんし、私は、駅南開発も含め、この問題は山口市との合併を中心とした、県央中核都市づくりの中で山口県の玄関口にふさわしい基盤整備、町づくりの中核プロジェクトとして、山口市や県との全面的な連携、支援のもとでこれを進めていってくれることが一番ノウハウ的にも、その成功は不可能から可能に変わるというふうに認識してるものでございます。
これまで一貫して山口市との合併を推進するべきであるという主張をしてきましたが、駅北開発プロジェクトが挫折した原因は景気の低迷ということも多少はあるとは思いますが、最も私は体質的には山口市との合併の凍結宣言をされて、将来に向かっての町づくりに対するビジョンのなさ、これも踏まえまして、そして今、とんざしかけているこのプロジェクトを、町民に大きなツケだけを、そのツケだけが残るようなことを回避するには、今ここで凍結解除を宣言されることが一番ベストだというふうに考えております。
もはや小郡町のみの単独財政では、この危機を乗り切ることは到底不可能だと思っておりますし、平成17年、今この利息及び元金踏まえまして18億円からの金を返済しなければならない。どこから捻出されるのか。
それは、別にいたしまして、そして、今度は、歳出面の方でございますが、議会のケーブルテレビ、これは執行部だけではありませんし、議員の皆さん方の御賛同も得なければなりませんので、この件は割愛させていただきますが。
歳出面の次は、非常備消防の予算において、11年度では私の主張を聞き入れていただいたのかどうかは知りませんが、節減されていたにもかかわらず、本年は大会出場経費等が再び復活され計上されている始末でございます。住民主役ということであれば、常備消防が今現在あるこの本町において、非常備消防の5,000万円からの予算というのは、本当に町民が願ってる予算かどうかということも私はこの場を借りまして注文をつけさせていただきます。
そして、今度は水道会計でございますが、先ほども言われました情報公開の条例が制定されるこの小郡町におきまして、まず、繰出金が1億3,266万2,000円が計上されていることです。企業会計というのは、私が思いますに、独立採算が原則であり、12年度半ばには料金改定も予想される。そうであるならば、毎年監査で指摘されているように、一般会計からの繰り出し補てんは廃止し、適正料金の設定を行うべきと考えるわけでございます。
きょうは水差しがないもんでちょっとお聞き苦しいかもしれませんが、こらえてください。
先ほどから言われていますように、情報公開の制定。町長は常々言っておられるのは、住民が主役である、住民合意である。我々推進派もまさしくそうでございます。ただ、本当に住民サービスという言葉で言うならば、正しい情報を早く正確に伝えてあげることが住民サービスだと私は考えているんです。幾ら安くても、偽った情報ではたまったもんじゃない。住民を欺いてると言わねばなりません。がしかし、今まで容認してきた私も同罪でございますので、これから小郡町の
情報公開条例が制定される前に私は正常に戻させていただきまして、この水道会計に対する一般会計からの繰出金につきましても、料金の改定にいたしましても、正しく適正な価格を小郡町民に示してもらいたいと思っております。それが情報公開というふうに私は信じております。
そして、歳出面の4点目でございますが、商工業振興費のうち、一般融資の貸付金が減額されているということでございます。不況が長引き、雇用状況も極めて厳しい中で、この対策の多くは、国、県の制度などにかかっていることとはいえ、町独自にも可能な限りの支援策を用意する必要があると私は考えているわけでございます。中小零細の商工業者の支援策、小郡町よりも豊かと言われてない山口市の方は、小郡町の何倍のこの支援策のシフトがひかれているかということは、皆さんもう一度山口と比較して比べてみてください。
そして、最後になりますが、国民健康保険の特別会計についてでございますが、これは、医療費給付分の応能、応益割合の是正など、これまでの課題が解決されてないということでございます。また、このことも例年監査などで指摘されているにもかかわらず、町民税と同様、滞納対策について何らかの対策も講じられてない大きな疑問と問題があると私は考えるわけでございます。
以上、るる反対理由を述べさせていただきましたが、私は、町長の凍結解除がされない。何でされないのかということも私は不信と不信任としてずっと抱いておりました。まるで町長の話を聞けば、自分をさきの町長選で支持した住民のみが小郡町民であるがごとく、そうじゃない推進派の住民は小郡町民じゃないよというがごとくの凍結宣言でございます。
我々が、昨年10月の選挙で、町議選で繰り広げた選挙戦。そして、我々推進議員が12人残り、この壇上に立ったわけでございますが、それすらも町長はぷるんのけろでございます。私は、もっと真摯な気持ちで、行政のトップである町長には小郡町を希望と夢が持てる豊かな将来に導いてもらいたい。それには、町長の持てる政治能力、またこれまで培われたノウハウ的なものをフルに発揮され、あと1年と数カ月ありますが、この任期中に1日も早く凍結解除宣言を下していただき、本当に町長の意思が予算に反映され、監査や議会のたび重なる多くの指摘を真摯に受けとめられてこの壇上に立たれることを私は祈願して、町長の政治姿勢に対して不信任を表明して反対討論といたします。
〔澤田正之議員降壇〕
◯議長(織田村貢) ほかに、城市茂議員。
〔城市 茂議員登壇〕
◯議員(城市茂) 護憲民主クラブを代表して、平成12年度の一般会計、特別会計について賛成の立場で一部意見を付しながら討論に参加をさせていただきます。
いわゆる国における社会経済情勢、これはやはりバブルの崩壊後、依然として今日の経済情勢は厳しいと、そういう影響を受けておりますが、いわゆる経済企画庁は、一定の向上の兆しがあるという、そういう方向のように示されながらも、やはり地方においては多少の温度差はありますけれども、依然として厳しい状況であると、こういうふうにも考えられます。こういう状況の中での本町における財政状況、これも厳しい中でありますけれども、従来からの町長の方針であります福祉教育を優先にという、そういう政治姿勢の中で一般会計では69億938万4,000円ですか。これ前年度対比5.2%伸びでありますが、今年4月からの介護保険の導入にひっくるめたものでありますけれども、認定漏れあるいはボーダーラインの方々への自治体における、やはり福祉サイドにおけるサービス、
委員長報告にもありましたように、保険料、利用料の減免規定を別に設けるという、そういう報告もありましたが、低所得者に対する温かい措置が大切であろうと、このように思います。
関連する社協への委託等もありますが、社協に対する今日段階での、やはり委託事業がますます、この介護保険の導入に伴ってますます増大していく、そういう現状があろうかと思います。今日の事務局体制、これは大変なやはり座るところもないというような事務の作業ができないという、そういう事務局体制が事業への推進の支障に来すというような、そういう状況にあろうかと思いますが、そういう中でのやはり早急な対処が望ましいと思います。
加えて、高齢化時代の即応にということで、町老連の上部機関からの事業の増大、これに伴って町老連の独自事業に含め、体制を大変厳しい状況でありますから、今後の支援を要望しておきたいと思います。
予算特別委員会でも、指摘、監査の指摘もありましたし、今賛成、反対の皆さんの中でも、いわゆる町民税、国保税、使用料等に対する収納率の向上については、従来から求めてまいりましたが、なかなかその抜本的な施策が講じられてないというのが事実でありますから、この点については大いに指摘をしておきたい、このように思っております。
合併問題について厳しい指摘がございました。先般、中核都市構想での県央部の県議会の議員連盟で構成する県議会の方が2人、議長もおられましたが、本町に訪ねてまいりました。いわゆる阿知須と徳地町を包含した2市4町の仕切り直しをして、住民合意形成を整うまでじっくりひとつ協議をしましょうと、こういうごあいさつのようであったと私は思います。
そういう中で、佐内市長や一部の議員の中には、山口小郡合併が優先であるというような指摘もありますが、コアポリス21を推進する中で、我々も中核都市構想そのものに反対するわけでもありませんし、将来のやはり重要な課題として基本理念は、やはり住民合意の形成には賛成者の皆さんの異口同音のように私は見受けられるわけでありますから、さらには、やはり県、山口市財政も決してゆとりがある、そういう財政状況ではないと私は見ておりますし、じっくり格差問題、財政問題含めて議論し、住民合意形成に努力すべきと、こういうふうに考えます。
駅北問題について、いろいろ御論議もありました。駅北については、予算化は今回しておりませんけれども、町長が住民のコンセンサスが得られるならば、年度途中であっても補正するという、そういうふうに検討するようでありますから、そのように私は理解させていただきたいと思います。
大変簡単な討論でありますが、二、三の意見申し上げました。一般会計、特別会計含めて賛成の立場を表明し、討論といたします。
〔城市 茂議員降壇〕
◯議長(織田村貢) ほかにありませんか。──ないようでございますので、以上で討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議案第4号小郡町
情報公開条例に対する
総務委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第4号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第5号小郡町
高齢者生きがいセンター条例に対する
教育民生委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第5号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第6号小郡町
介護保険円滑導入基金条例に対する
教育民生委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第6号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第7号小郡町
介護給付費準備基金条例に対する
教育民生委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第7号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第8号小郡町
介護保険条例に対する
教育民生委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第8号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第9
号地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例に対する
総務委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第9号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第10
号地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う罰則の整備に関する条例に対する
総務委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員でございます。よって、議案第10号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第11
号機構改革に伴う関係条例の整理に関する条例に対する
総務委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員でございます。よって、議案第11号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第12号小郡町印鑑条例の一部を改正する条例に対する
総務委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第12号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第13号小郡町職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例に対する
総務委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第13号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第14号小郡町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例に対する
総務委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第14号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第15号小郡町
国民健康保険条例の一部を改正する条例に対する
教育民生委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第15号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第16号小郡町
人材育成基金条例を廃止する条例に対する
総務委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第16号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第17号平成11年度小郡町
一般会計補正予算(第4号)に対する
総務委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第17号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第18号平成11年度小郡町
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)に対する
教育民生委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第18号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第19号平成11年度小郡町
下水道特別会計補正予算(第4号)に対する
建設委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第19号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第20号平成11年度小郡町小郡駅前第3
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)に対する
建設委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第20号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第21号平成11年度小郡町
老人保健医療特別会計補正予算(第2号)に対する
教育民生委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第21号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第22号平成11年度小郡町
水道事業会計補正予算(第3号)に対する
建設委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第22号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第23号平成12年度小郡町
一般会計予算に対する予算特別委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立多数であります。よって、議案第23号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第24号平成12年度小郡町
国民健康保険特別会計予算に対する予算特別委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立多数であります。よって、議案第24号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第25号平成12年度小郡町
下水道特別会計予算に対する予算特別委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第25号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第26号平成12年度小郡町
交通災害共済事業特別会計予算に対する予算特別委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第26号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第27号平成12年度小郡町公共用地先行取得
特別会計予算に対する予算特別委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第27号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第28号平成12年度小郡町小郡駅前第3土地区画整理事業
特別会計予算に対する予算特別委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第28号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第29号平成12年度小郡町同和地区住宅資金貸付事業
特別会計予算に対する予算特別委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第29号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第30号平成12年度小郡町同和福祉援護資金貸付事業
特別会計予算に対する予算特別委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第30号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第31号平成12年度小郡町老人保健医療
特別会計予算に対する予算特別委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第31号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第32号平成12年度小郡町介護保険
特別会計予算に対する予算特別委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議案第32号は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第33号平成12年度小郡町
水道事業会計予算に対する予算特別委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立多数であります。よって、議案第33号は委員長の報告のとおり可決されました。
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日程第3.議員提出議案第1号~第2号
◯議長(織田村貢) 日程第3、議員提出議案第1号及び議員提出議案第2号の2議案を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。河村秀夫議員。
〔河村秀夫議員登壇〕
◯議員(河村秀夫) それでは、議員提出議案についての説明を行いたいと思います。
議員提出議案第1号小郡町議会委員会条例の一部を改正する条例及び議員提出議案第2号小郡町議会会議規則の一部を改正する規則につきまして提案理由の説明をいたします。
賛成者に、江原貢慈議員、重冨賢二議員、
右田芳雄議員、
重田勝利議員、澤田正之議員、佐田誠二議員の御賛同を賜っております。
なお、議会運営委員会におきましても、十分審議をいたしたものでございます。
まず、最初に、議員提出議案第1号小郡町議会委員会条例の一部を改正する条例についてでありますが、機構改革により小郡町
事務分掌条例が改正されたこと及び地方分権一括法の成立により
地方自治法の一部が改正されたことに伴い、小郡町議会委員会条例の一部を改正するものであります。
それでは、改正する各条文の改正趣旨について申し上げます。
小郡町
事務分掌条例第1条中「企画課」が「
企画財政課」に改正され、「福祉課」及び「衛生課」が削除され、「
健康福祉課」「高齢生活課」及び「環境衛生課」が加えられたことに伴い、小郡町議会委員会条例第2条第1号中「企画課」を「
企画財政課」に、同条第2号中「福祉課の所管に関する事務」及び「衛生課の所管に関する事務」を削除し、「
健康福祉課の所管に関する事務」、「高齢生活課の所管に関する事務」及び「環境衛生課の所管に関する事務」を加えるものであります。
次に、
地方自治法第98条第1項が、字句の整理、削除がされたことに伴い、小郡町議会委員会条例第18条第1項中「法令または条例に基づく」を「法律に基づく」に改正するものであります。施行は平成12年4月1日とするものであります。
次に、議員提出議案第2号小郡町議会会議規則の一部を改正する規則についてでありますが、本案は、地方分権一括法の成立により、
地方自治法の一部が改正されたことに伴い、小郡町議会会議規則を改正するものであります。
それでは、改正する条文の改正趣旨について申し上げます。
地方自治法第112条及び第115条の2が改正をされ、議案の提出及び修正動議の発議に必要な賛成者及び発議者が議員定数の「8分の1」から「12分の1」に改正されたことに伴い、小郡町議会会議規則第13条中「2人以上」を「1人以上」に、第16条中「2人以上」を「1人以上」に改正するものであります。施行は、平成12年4月1日とするものであります。
以上が改正趣旨であります。案文につきましては、朗読を省略させていただきます。全会一致の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
以上であります。
〔河村秀夫議員降壇〕
◯議長(織田村貢) 説明が終わりました。これより質疑に入ります。──質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。──討論なしと認めます。
これより採決いたします。議員提出議案第1号小郡町議会委員会条例の一部を改正する条例については、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員でございます。よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。
議員提出議案第2号小郡町議会会議規則の一部を改正する規則については、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。
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日程第4.決議第1号
◯議長(織田村貢) 日程第4、決議第1号アレルギー性疾患対策の早期確立を求める意見書(案)を議題といたします。
提出者から趣旨説明を求めます。松原峰子議員。
〔松原峰子議員登壇〕
◯議員(松原峰子) それでは、アレルギー性疾患対策の早期確立を求める意見書(案)の提案説明をいたします。
近年においてアトピー性皮膚炎、気管支ぜんそく、アレルギー性結膜炎及び花粉症等、アレルギー性疾患に悩む患者、国民の数は増加の一途をたどり、今や国民病となりつつあります。
平成7年度の厚生省の調査によれば、乳児の29%、幼児の39%、小児の35%、成人においては21%に達しています。その要因として、大気汚染、近年の食生活や住環境の変化における人工化学物質の多用、その要因としてダニ、カビ等の増殖、ストレスの増加など、さまざまなものが関与し、複雑に絡み合っています。これらの疾患に悩む患者、国民は、効果的な治療法や的確な情報がないままに、深刻な苦痛から不快な症状に至るまでさまざまな症状に悩まされ、日常生活や社会生活に深刻な影響がもたらされています。
こうした深刻な状況を打開するためには、アレルギー性疾患発生の仕組みの解明とより効果的な治療法の確立が一層強く求められています。よって、政府並びに国会におかれましては、総合的なアレルギー性疾患対策の推進を図るために、強力な対策を講ぜられますよう要請するものでございます。
全会派の賛同を得まして、何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願いをいたしまして提案説明を終わります。
〔松原峰子議員降壇〕
◯議長(織田村貢) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。──質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。──討論なしと認めます。
これより決議第1号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
◯議長(織田村貢) 起立全員であります。よって、決議第1号は、原案のとおり可決されました。
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日程第5.決議第2号
◯議長(織田村貢) 日程第5、決議第2号新たな森林・林業・木材産業基本政策に関する要望決議(案)を議題といたします。